DSで読書感想文!?
読書というものが生活の一部となっている僕にとって、最大の悩みは保管場所です。
一冊ずつは軽くても、まるでダンベルトレーニングのように少しずつ重さが増します。蔵書の重みで二階が潰れて圧死なんて笑えない話もありますよね。
だから、デジタル書籍がもっと増えてくれると嬉しいです。もちろん紙をめくるという感覚も慣れ親しんだ僕としては、捨てがたいものがありますが、それはレコード鑑賞のような懐古趣味かもしれません。音楽関連ではすでにiPODの便利さは不可逆的ですし、読めればいいと考えると内容は変わらないので、携帯でもモバイルでもいいわけです。
ただ、パソコンのモニターで長文を読むのは疲れます。こうして書いていても疲れるのですから、読む方はたまったものじゃありません(笑)
そこで、手軽に、しかもまるで本を読むような感覚で読めないかというのが僕のデジタル願望なのです。先ほど携帯と書きましたが、まだまだ読めるコンテンツは少ないですし、何より画面が小さいのでページめくりの操作が面倒ですし、バッテリーの持ちも気になります。
ではモバイルは?と言えば、なかなかしっくりと来るものがありません。僕はウィルコムも持っているのですが、PHSなので通信速度や機動性は携帯ほどよくないのでいまいち。
そこで、普段愛用しているDSの登場となるわけです。
もちろん、デジタル書籍はまだまだモバイルやパソコンほど充実していません。
今回紹介するのは、これ↓
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他にも世界の文学や文豪別のソフトが発売されるのですが、130編もの日本文学が収録されているので、コストパフォーマンスは高いです。まっ、文学はクラシックと同様、権利関係が終っているものが多いので(つまり無料)、青空文庫なんかでタダで読めるわけですが、さっき書いた理由といちいちダウンロードして持ち歩くのも面倒だなと。
だから、一つ40円くらいだったら払ってもいいかなと思ったわけです。
もし、これだけの数の本を買うと値段もそれなりにしますし、何より重い!カバンに何十冊も持ち歩くのはしんどいですし、他の本に興味が移る事もあります。
その点、このソフトはしおりがたくさん挟めますし、文字も拡大・縮小(2サイズしか無いが)できて、まるで文庫を読むように縦に持って、片面、両面表示可能です。もちろん片手操作も可能です。おまけ程度の音楽や文豪データベースもついているので、シンプルながらも十分。というか、それ以上の機能はそもそも望んでいません(笑)
つまり、iPODで好きな曲を聴きながら、つり革につかまって片手で読める理想のデジタルブックなのです。僕としてはお金を払っていいので、一部の会社が展開しているようにコンビニ端末でカードにデータ転送していろんな作品が読めると嬉しいです(いずれそうなるでしょうが)。
すでに、雑誌なんかで見かけますが(違法?)一つのカードにいろんなソフトが入れられるともっと便利です。プロテクトを厳重にして、個人で楽しめるようにしてもらえれば海賊ソフトも横行しないと思うのですが、その辺はいたちごっこで難しいのかな〜。
DSで読書感想文なんて、やっぱり今の子どもはうらやましい!
文学自体の価値は今さら語るものでもないし、やはり普遍の内容なので一つくらい持っていてもいいと思います。心の糧にどうぞ。
- 出版社/メーカー: ドラス
- 発売日: 2007/08/02
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