今年もそんな季節。

ktfield392008-11-04

今年も来年分のほぼ日手帳が発売されていますね。

2006年版から使い始めて、今年で3冊目の宝物を購入しました。

僕の場合は手触りというものを重視しているので、ロフトに見に行きましたが、お気に入りのカバーが見つからず、結局2年前から愛用しているナイロン製のオレンジ色を使うか、普通のブックカバーを使うか悩み、中身だけ購入しました。

ただ、いくら使用済とは言え、今までの分を中身だけで保管するのは思い出も詰まっているだけに寂しい気もします。また使っている人なら分かると思いますが、市販のカバーを使うとボールペンとセットにするにはバンドでとめるしかなく、サイドのちょうつがいにペンを挟むことで開閉が容易なせっかくのほぼ日手帳の特長が活かせないのがつらいところです。

元々、まだパソコンを使用していなかった時代から小さめのノートに文字を書いていたりはしましたが、手帳というのはスケジュール管理や簡単な日記をつけるものだと思っていたので、ほぼ日手帳を手に取った時はその充実ぶりと工夫の数々に驚きました。

実際、糸井重里さんが好きでほぼ日サイトを覗き、その存在を知った時もちょっと便利な手帳だろうくらいにしか思っていなかったのです。

僕にしてみれば、ほぼ日手帳というのは手書きのブログのような存在で、ほとんど雑記帳のようなものですが、携帯といっしょで持っていないと落ち着かないし、今日はいらないだろうと思っていても、ふと浮かんだ事や目にしたものを手で書きたいという衝動に駆られながら、そのために家路を急ぐもどかしさを感じた事が何度もあります。だから常に携帯しています。

デジタルツールというのは携帯やDSも含め、電池の心配やどこか質量を感じないものですが、手帳は重さも含め、気持ちの上でも安心感というものがあり、お守り代わりにもなっています。

検索性においても不思議と何を書いたか、それもどのあたり(いつ)書いたかを覚えているものでそんなに不便を感じませんし、該当のページをめくると字の調子やへたくそな絵を見るだけで空気感までも思い出せるもので、デジタルには無い楽しさを感じています。

興味のある方は覗いてみられてはいかがですか?